いよいよ明日、日本時間午前9時からアメリカ・ロサンゼルス・ステイプルズセンターで第50回グラミー賞の授賞式が行われる。
今年は50回目ということで色々な記念のパフォーマンスも予定されているようで、楽しみな授賞式になりそうだ。
去年はディキシーティックスが賞の中心といった感じだったが、今年はどのアーティストが主役になるのだろうか。
今年最多の候補に挙がっているのはまたまたカニエ・ウェストで、8部門のノミネート。
この人、どうしてそんなに人気があるんでしょうかねえ。
私ははっきり言って、どうもぴんとこないんですよねえ。この人の歌。
まだまだ時代はヒップホップが主流なのだろうけど、ポップミュージックの歴史的に見て、こういう類いの音楽がそんなに優れているとは思えないんだがなあ。
彼のステージもあまり面白いと思ったことないし。
グラミーでは毎回たくさんのノミネートを受けながらも受賞は逃していて、そのたびに毎回プレスで文句ばかり言っているようだけど、個人的にはそういうところでうだうだ文句言うような下品な奴には受賞させたくないなあ、なんて思っている。
ちょっと言い過ぎかな。
さて今回はどうなるのでしょうか。
続いてノミネートの多いのは、エイミー・ワインハウスの6部門。このほかフー・ファイターズ、ジェイ・Z、ティンバランド、ジャスティン・ティンバーレイク、T・ペインがそれぞれ5部門の候補に挙がっている。
それでは、主要各部門のノミネートと私の直前予想をしてみます。
<一般>
●最優秀レコード
ビヨンセ「Irreplaceable」
フー・ファイターズ「The Pretender」
リアーナ ft. ジェイ・Z「Umbrella」
ジャスティン・ティンバーレイク「What Goes Around...Comes Around」
エイミー・ワインハウス「Rehab」
大賞に相当するこの賞。こんな大きい賞にエイミー・ワインハウスみたいな新人の私生活を歌ったような歌が入っていることが驚き。
この人が取ってしまったらインパクトとしていちばん大きいけど、そこまではグラミーはいかないと思う。
個人的にはリアーナの歌がいちばん面白いし、いちばん好きだから取ってほしいと思うけど、こういうタイプの歌はいつも取れてないから、今回もちょっと無理だと思う。
このメンバーではビヨンセがいちばんのスーパースターで、強い感じがするし、消去法でいくと結局ビヨンセなのかなあという気がする。
フー・ファイターズという線もあるけど、それではちょっと地味すぎるという気が。
というわけで、この部門の予想は、
ビヨンセ「Irreplaceable」
●最優秀アルバム
フー・ファイターズ『Echoes, Silence, Patience & Grace』
ヴィンス・ギル『These Days』
ハービー・ハンコック『River: The Joni Letters』
カニエ・ウェスト『Graduation』
エイミー・ワインハウス『Back To Black』
ヴィンス・ギル、ハービー・ハンコックという選出が、う〜んどうして?、という感じ。
ただ内容的にはこの二人のアルバムが良いような気がするので、強いかもしれない。
ヴィンス・ギルのアルバムは4枚組(!)の超大作だし、ハービーのアルバムはジョニ・ミッチェルのトリビュート盤で豪華アーティストが参加している。
カニエは今回も涙をのむだろう。
エイミー・ワインハウスのアルバムも面白いが、賞を取るほどでもないのでは。
ということで、この部門は、内容的に質が高い(と思われる)
ハービー・ハンコック『River: The Joni Letters』
●最優秀ソング
ブレイン・ホワイト・ティーズ「Hey There Delilah」
コリーヌ・ベイリー・レイ「Like A Star」
リアーナ ft. ジェイ・Z「Umbrella」
キャリー・アンダーウッド「Before He Cheats」
エイミー・ワインハウス「Rehab」
ここはコリーヌ・ベイリー・レイとリアーナの歌が個人的にはすごく好きなので、どちらかに取ってほしい。
ブレイン・ホワイト・ティーズは初めて聞く名前でいったいどんな人なんでしょう。
ここにもエイミー・ワインハウス来てますけど、こんな「麻薬のリハビリにはいきたくないの」なんていう歌が選ばれるとは思えない。
キャリー・アンダーウッドはカントリーの美人シンガーでアメリカではすごく人気が高い人です。
だから、このブレイン・ホワイト・ティーズとキャリー・アンダーウッドがよく分からないのだが、この5曲の中ではソングライティングとして最もアイディアが面白いと思われるこの歌が選ばれるのではないでしょうか。
リアーナ ft. ジェイ・Z「Umbrella」
●最優秀新人
ファイスト
レデシー
パラモア
テイラー・スウィフト
エイミー・ワインハウス
この部門も毎回、注目が集まる部門。
この5人の中ではやっぱりエイミー・ワインハウスが頭ひとつ抜けているような圧倒的な存在感。
私はファイストの方が好きなので取ってほしいとは思っているけど、エイミー・ワインハウスの強力すぎる個性には勝てそうにない。
ほかの3人はこの二人に比べてあまりに弱すぎると思う。
というわけで、この部門はほぼ間違いなく
エイミー・ワインハウス
<ポップ>
●最優秀女性ポップ・ヴォーカル
クリスティーナ・アギレラ「Candyman」
ファイスト「1,2,3,4」
ファーギー「Big Girls Don't Cry」
ネリー・ファータド「Say It Right」
エイミー・ワインハウス「Rehab」
この部門には新人が二人もノミネートされている。普通に考えたら、まずその二人は無いと思うのだが、エイミー・ワインハウスの場合は今の勢いからして受賞も無くもない。
ただ最優秀ということとなると、ここはこの人ではないだろうか。
クリスティーナ・アギレラ「Candyman」
●最優秀男性ポップ・ヴォーカル
マイケル・バブル「Everything」
ジョン・メイヤー「Belief」
ポール・マッカートニー「Dance Tonight」
シール「Amazing」
ジャスティン・ティンバーレイク「What Goes Around...Comes Around」
この部門はなんとしてもポール・マッカートニーに取ってほしい。この5曲の中でいちばんいい曲だし、この曲の入ったアルバムも久々の快作だったから。
ただ、グラミーは昔からシールというアーティストが好きだ。
しかし今年はいくらなんでもシールではないと思っているのだが。
というわけで、ほんとうはポールと言いたいところだが、この部門くらいはこの若き才能が獲得するのではないか。
ジャスティン・ティンバーレイク「What Goes Around...Comes Around」
●最優秀ポップ・デュオ/グループ(with ヴォーカル)
ボン・ジョヴィ「(You Want To) Make A Memory」
ドートリー「Home」
マルーン5「Makes Me Wonder」
プレイン・ホワイト・ティーズ「Hey There Delilah」
U2「Window In The Skies」
今さらボン・ジョビもないだろう。この部門をボン・ジョヴィにするのだけはやめてほしい。
ドートリーはグラミーの前哨戦のアメリカン・ミュージック・アウォードで大活躍していたので、かなり有力。
U2はグラミーにノミネートされれば、これまでほとんどその部門を取ってしまってきたグループだが、今回もそうなるのか。
個人的にはマルーン5が最もこの「ポップ」という部門にふさわしいグループだと思うし、このむ曲もすごくいい曲なので彼らに取ってほしいのだが、結果はどうなるか。
うーん、むずかしい。ここはセカンドアルバムという重圧を乗り越えてあれだけの傑作を創り上げたこのグループに期待もこめて。
マルーン5「Makes Me Wonder」
●最優秀ポップ・コラボレーション(with ヴォーカル)
トニー・ベネット&クリスティーナ・アギレラ「Steppin' Out」
ビヨンセ&シャキーラ「Beautiful Liar」
ロバート・プラント&アリソン・クラウス「Gone Gone Gone (Done Move On)」
グウェン・ステファニー&エイコン「The Sweet Escape」
ティンバランド ft. ネリー・ファータド&ジャスティン・ティンバーレイク「Give It To Me」
ここはビヨンセ&シャキーラがいちばん華やかで豪華なコラボという感じがするし、ティンバランド組の曲も面白いが、グラミーの傾向からしてベテランの組が取りそう。
つまりトニー・ベネット組かロバート・プラント組かのどちらかだろう。
グラミーに強いクリスティーナ・アギレラの印象もあるし、トニー・ベネットへのリスペクトもあって、この二人の組が取るような気もするが、内容的にはこっちの方が私は好きなので、
ロバート・プラント&アリソン・クラウス「Gone Gone Gone (Done Move On)」
●最優秀ポップ・アルバム(with ヴォーカル)
ボン・ジョヴィ『Lost Highway』
ファイスト『The Reminder』
マルーン5『It Won't Be Soon Before Long』
ポール・マッカートニー『Memory Almost Full』
エイミー・ワインハウス『Back To Black』
ここもなんとしてもポール・マッカートニーに取ってほしいが、最優秀ポップ・デュオ/グループでマルーン5が取っていれば、こちらもマルーン5で決まりそう。
だが、今回のこのアルバムくらいのクォリティのものが今後も創れるかどうか分からないというくらい良くできているポールのアルバムに私はあげてもいいのではないかと思う。
ということで、
ポール・マッカートニー『Memory Almost Full』
<ロック>
●最優秀ソロ・ヴォーカル
ベック「Timebomb」
ポール・マッカートニー「Only Mama Knows」
ジョン・メレンキャンプ「Our Country」
ブルース・スプリングスティーン「Radio Nowhere」
ルシンダ・ウィリアムス「Come On」
ここは久方ぶりに素晴らしいアルバムを発表したブルース・スプリングスティーンで決まりではないか。
曲も素晴らしい。
ベックやルシンダ・ウィリアムスでは弱すぎると思う。
ジョン・メレンキャンプはいいアーティストだが、去年それほど話題をまいたとは思えない。
ブルース・スプリングスティーン「Radio Nowhere」
●最優秀ロック・ディオ/グループ(with ヴォーカル)
ドートリー「It's Not Over」
グリーン・デイ「Working Class Hero」
ニッケルバック「If Everyone Cared」
U2「Instant Karma」
ホワイト・ストライプス「Icky Thump」
ジョン・レノンのカバーが2曲入っているのが面白いが、カバー曲でノミネートというのはちょっとどうなのかなあという気もする。
私の中ではこの5組の中ではホワイト・ストライプスがダントツにすごいと思っているので、私が審査員なら迷うことなく彼らにするのだが、グラミーの傾向からするとドートリーが強いのかも。
また、U2、グリーン・デイというのもグラミーに強いグループなので、どこが取るのか予想するのがひじょうに難しい部門だ。
ということで、ここはグラミーの審査員に希望も込めて
ホワイト・ストライプス「Icky Thump」
●最優秀ハード・ロック
エヴァネッセンス「Sweet Sacrifice」
フー・ファイターズ「The Pretender」
オジー・オズボーン「I Don't Wanna Stop」
クィーンズ・オヴ・ザ・ストーン・エイジ「Sick, Sick, Sick」
トゥール「The Pot」
エヴァネッセンスはグラミーに気に入られているグループだ。去年はデビューした頃ほど大きな活躍のできなかった年だったが、こうしてノミネートはされている。
ただ、勢いからいって、ここは妥当に
フー・ファイターズ「The Pretender」
●最優秀メタル
アズ・アイ・レイ・ダイイング「Nothing Left」
キング・ダイアモンド「Never Ending Hill」
マシーン・ヘッド「Aesthetics Of Hate」
シャドウズ・フォール「Redemption」
スレイヤー「Final Six」
ここはひじょうに私の苦手な分野なので、予想はできません。あしからず。
●最優秀ロック・インストゥルメンタル
メタリカ「The Ecstasy Of Gold」
ラッシュ「Malignant Narcissism」
ジョー・サトリアーニ「Always With Me, Always With You」
ブルース・スプリングスティーン「Once Upon A Time In The West」
スティーヴ・ヴァイ「The Attitude Song」
ここも聴いたことのない曲ばかりになってしまったので省略。
●最優秀ロック・ソング
ドートリー「It's Not Over」
フー・ファイターズ「The Pretender」
ブルース・スプリングスティーン「Radio Nowhere」
ホワイト・ストライプス「Icky Thump」
ルシンダ・ウィリアムス「Come On」
ここもドートリーには取ってほしくないですねえ。
理想はホワイト・ストライプス。
ブルース・スプリングスティーンなら納得できる。
というわけで、曲の良さが光るこの曲で、
ブルース・スプリングスティーン「Radio Nowhere」
●最優秀ロック・アルバム
ドートリー『Daughtry』
ジョン・フォガティ『Revival』
フー・ファイターズ『Echoes, Silence, Patience & Grace』
ブルース・スプリングスティーン『Magic』
ウィルコ『Sky Blue Sky』
ジョン・フォガティの名前にはびっくりしてしまった。
CCRのリードヴォーカリストの彼が今だに元気でやっているとは。
ただ元気にアルバムは出しているとはいえ、それほど話題になったとは言えないのにどうしてノミネートまでされてしまったのでしょうか。
ここにもドートリーいますねえ。
ただ、アルバムのクオリティとしてはブルース・スプリングスティーンの今作は今までの彼のアルバムの中でもかなり上位にくるような素晴らしい内容なので、ぜひ彼にあげてほしい。
フー・ファイターズも分からない。意外に取ってしまう可能性もある。
というわけで、ここは久方ぶりの快心作なので、
ブルース・スプリングスティーン『Magic』
と、最後の方はなんだが自分の希望ばかりになってしまったような気がするけれど、まあいいでしょう。
こうやってみると、私の予想では今回ブルース・スプリングスティーンが3部門を取って大活躍。
彼の今回のアルバムに入っている歌はほんとうに「いい歌」が多く入っているので、私はこういう結果にした。
どうか本家本番の明日の授賞式でも、ほんとうに「いい歌」だと多くの人が思えるような歌が評価されるような結果になってほしい。
・第50回グラミー賞受賞式(WOWOW)
今年は50回目ということで色々な記念のパフォーマンスも予定されているようで、楽しみな授賞式になりそうだ。
去年はディキシーティックスが賞の中心といった感じだったが、今年はどのアーティストが主役になるのだろうか。
今年最多の候補に挙がっているのはまたまたカニエ・ウェストで、8部門のノミネート。
この人、どうしてそんなに人気があるんでしょうかねえ。
私ははっきり言って、どうもぴんとこないんですよねえ。この人の歌。
まだまだ時代はヒップホップが主流なのだろうけど、ポップミュージックの歴史的に見て、こういう類いの音楽がそんなに優れているとは思えないんだがなあ。
彼のステージもあまり面白いと思ったことないし。
グラミーでは毎回たくさんのノミネートを受けながらも受賞は逃していて、そのたびに毎回プレスで文句ばかり言っているようだけど、個人的にはそういうところでうだうだ文句言うような下品な奴には受賞させたくないなあ、なんて思っている。
ちょっと言い過ぎかな。
さて今回はどうなるのでしょうか。
続いてノミネートの多いのは、エイミー・ワインハウスの6部門。このほかフー・ファイターズ、ジェイ・Z、ティンバランド、ジャスティン・ティンバーレイク、T・ペインがそれぞれ5部門の候補に挙がっている。
それでは、主要各部門のノミネートと私の直前予想をしてみます。
<一般>
●最優秀レコード
ビヨンセ「Irreplaceable」
フー・ファイターズ「The Pretender」
リアーナ ft. ジェイ・Z「Umbrella」
ジャスティン・ティンバーレイク「What Goes Around...Comes Around」
エイミー・ワインハウス「Rehab」
大賞に相当するこの賞。こんな大きい賞にエイミー・ワインハウスみたいな新人の私生活を歌ったような歌が入っていることが驚き。
この人が取ってしまったらインパクトとしていちばん大きいけど、そこまではグラミーはいかないと思う。
個人的にはリアーナの歌がいちばん面白いし、いちばん好きだから取ってほしいと思うけど、こういうタイプの歌はいつも取れてないから、今回もちょっと無理だと思う。
このメンバーではビヨンセがいちばんのスーパースターで、強い感じがするし、消去法でいくと結局ビヨンセなのかなあという気がする。
フー・ファイターズという線もあるけど、それではちょっと地味すぎるという気が。
というわけで、この部門の予想は、
ビヨンセ「Irreplaceable」
●最優秀アルバム
フー・ファイターズ『Echoes, Silence, Patience & Grace』
ヴィンス・ギル『These Days』
ハービー・ハンコック『River: The Joni Letters』
カニエ・ウェスト『Graduation』
エイミー・ワインハウス『Back To Black』
ヴィンス・ギル、ハービー・ハンコックという選出が、う〜んどうして?、という感じ。
ただ内容的にはこの二人のアルバムが良いような気がするので、強いかもしれない。
ヴィンス・ギルのアルバムは4枚組(!)の超大作だし、ハービーのアルバムはジョニ・ミッチェルのトリビュート盤で豪華アーティストが参加している。
カニエは今回も涙をのむだろう。
エイミー・ワインハウスのアルバムも面白いが、賞を取るほどでもないのでは。
ということで、この部門は、内容的に質が高い(と思われる)
ハービー・ハンコック『River: The Joni Letters』
●最優秀ソング
ブレイン・ホワイト・ティーズ「Hey There Delilah」
コリーヌ・ベイリー・レイ「Like A Star」
リアーナ ft. ジェイ・Z「Umbrella」
キャリー・アンダーウッド「Before He Cheats」
エイミー・ワインハウス「Rehab」
ここはコリーヌ・ベイリー・レイとリアーナの歌が個人的にはすごく好きなので、どちらかに取ってほしい。
ブレイン・ホワイト・ティーズは初めて聞く名前でいったいどんな人なんでしょう。
ここにもエイミー・ワインハウス来てますけど、こんな「麻薬のリハビリにはいきたくないの」なんていう歌が選ばれるとは思えない。
キャリー・アンダーウッドはカントリーの美人シンガーでアメリカではすごく人気が高い人です。
だから、このブレイン・ホワイト・ティーズとキャリー・アンダーウッドがよく分からないのだが、この5曲の中ではソングライティングとして最もアイディアが面白いと思われるこの歌が選ばれるのではないでしょうか。
リアーナ ft. ジェイ・Z「Umbrella」
●最優秀新人
ファイスト
レデシー
パラモア
テイラー・スウィフト
エイミー・ワインハウス
この部門も毎回、注目が集まる部門。
この5人の中ではやっぱりエイミー・ワインハウスが頭ひとつ抜けているような圧倒的な存在感。
私はファイストの方が好きなので取ってほしいとは思っているけど、エイミー・ワインハウスの強力すぎる個性には勝てそうにない。
ほかの3人はこの二人に比べてあまりに弱すぎると思う。
というわけで、この部門はほぼ間違いなく
エイミー・ワインハウス
<ポップ>
●最優秀女性ポップ・ヴォーカル
クリスティーナ・アギレラ「Candyman」
ファイスト「1,2,3,4」
ファーギー「Big Girls Don't Cry」
ネリー・ファータド「Say It Right」
エイミー・ワインハウス「Rehab」
この部門には新人が二人もノミネートされている。普通に考えたら、まずその二人は無いと思うのだが、エイミー・ワインハウスの場合は今の勢いからして受賞も無くもない。
ただ最優秀ということとなると、ここはこの人ではないだろうか。
クリスティーナ・アギレラ「Candyman」
●最優秀男性ポップ・ヴォーカル
マイケル・バブル「Everything」
ジョン・メイヤー「Belief」
ポール・マッカートニー「Dance Tonight」
シール「Amazing」
ジャスティン・ティンバーレイク「What Goes Around...Comes Around」
この部門はなんとしてもポール・マッカートニーに取ってほしい。この5曲の中でいちばんいい曲だし、この曲の入ったアルバムも久々の快作だったから。
ただ、グラミーは昔からシールというアーティストが好きだ。
しかし今年はいくらなんでもシールではないと思っているのだが。
というわけで、ほんとうはポールと言いたいところだが、この部門くらいはこの若き才能が獲得するのではないか。
ジャスティン・ティンバーレイク「What Goes Around...Comes Around」
●最優秀ポップ・デュオ/グループ(with ヴォーカル)
ボン・ジョヴィ「(You Want To) Make A Memory」
ドートリー「Home」
マルーン5「Makes Me Wonder」
プレイン・ホワイト・ティーズ「Hey There Delilah」
U2「Window In The Skies」
今さらボン・ジョビもないだろう。この部門をボン・ジョヴィにするのだけはやめてほしい。
ドートリーはグラミーの前哨戦のアメリカン・ミュージック・アウォードで大活躍していたので、かなり有力。
U2はグラミーにノミネートされれば、これまでほとんどその部門を取ってしまってきたグループだが、今回もそうなるのか。
個人的にはマルーン5が最もこの「ポップ」という部門にふさわしいグループだと思うし、このむ曲もすごくいい曲なので彼らに取ってほしいのだが、結果はどうなるか。
うーん、むずかしい。ここはセカンドアルバムという重圧を乗り越えてあれだけの傑作を創り上げたこのグループに期待もこめて。
マルーン5「Makes Me Wonder」
●最優秀ポップ・コラボレーション(with ヴォーカル)
トニー・ベネット&クリスティーナ・アギレラ「Steppin' Out」
ビヨンセ&シャキーラ「Beautiful Liar」
ロバート・プラント&アリソン・クラウス「Gone Gone Gone (Done Move On)」
グウェン・ステファニー&エイコン「The Sweet Escape」
ティンバランド ft. ネリー・ファータド&ジャスティン・ティンバーレイク「Give It To Me」
ここはビヨンセ&シャキーラがいちばん華やかで豪華なコラボという感じがするし、ティンバランド組の曲も面白いが、グラミーの傾向からしてベテランの組が取りそう。
つまりトニー・ベネット組かロバート・プラント組かのどちらかだろう。
グラミーに強いクリスティーナ・アギレラの印象もあるし、トニー・ベネットへのリスペクトもあって、この二人の組が取るような気もするが、内容的にはこっちの方が私は好きなので、
ロバート・プラント&アリソン・クラウス「Gone Gone Gone (Done Move On)」
●最優秀ポップ・アルバム(with ヴォーカル)
ボン・ジョヴィ『Lost Highway』
ファイスト『The Reminder』
マルーン5『It Won't Be Soon Before Long』
ポール・マッカートニー『Memory Almost Full』
エイミー・ワインハウス『Back To Black』
ここもなんとしてもポール・マッカートニーに取ってほしいが、最優秀ポップ・デュオ/グループでマルーン5が取っていれば、こちらもマルーン5で決まりそう。
だが、今回のこのアルバムくらいのクォリティのものが今後も創れるかどうか分からないというくらい良くできているポールのアルバムに私はあげてもいいのではないかと思う。
ということで、
ポール・マッカートニー『Memory Almost Full』
<ロック>
●最優秀ソロ・ヴォーカル
ベック「Timebomb」
ポール・マッカートニー「Only Mama Knows」
ジョン・メレンキャンプ「Our Country」
ブルース・スプリングスティーン「Radio Nowhere」
ルシンダ・ウィリアムス「Come On」
ここは久方ぶりに素晴らしいアルバムを発表したブルース・スプリングスティーンで決まりではないか。
曲も素晴らしい。
ベックやルシンダ・ウィリアムスでは弱すぎると思う。
ジョン・メレンキャンプはいいアーティストだが、去年それほど話題をまいたとは思えない。
ブルース・スプリングスティーン「Radio Nowhere」
●最優秀ロック・ディオ/グループ(with ヴォーカル)
ドートリー「It's Not Over」
グリーン・デイ「Working Class Hero」
ニッケルバック「If Everyone Cared」
U2「Instant Karma」
ホワイト・ストライプス「Icky Thump」
ジョン・レノンのカバーが2曲入っているのが面白いが、カバー曲でノミネートというのはちょっとどうなのかなあという気もする。
私の中ではこの5組の中ではホワイト・ストライプスがダントツにすごいと思っているので、私が審査員なら迷うことなく彼らにするのだが、グラミーの傾向からするとドートリーが強いのかも。
また、U2、グリーン・デイというのもグラミーに強いグループなので、どこが取るのか予想するのがひじょうに難しい部門だ。
ということで、ここはグラミーの審査員に希望も込めて
ホワイト・ストライプス「Icky Thump」
●最優秀ハード・ロック
エヴァネッセンス「Sweet Sacrifice」
フー・ファイターズ「The Pretender」
オジー・オズボーン「I Don't Wanna Stop」
クィーンズ・オヴ・ザ・ストーン・エイジ「Sick, Sick, Sick」
トゥール「The Pot」
エヴァネッセンスはグラミーに気に入られているグループだ。去年はデビューした頃ほど大きな活躍のできなかった年だったが、こうしてノミネートはされている。
ただ、勢いからいって、ここは妥当に
フー・ファイターズ「The Pretender」
●最優秀メタル
アズ・アイ・レイ・ダイイング「Nothing Left」
キング・ダイアモンド「Never Ending Hill」
マシーン・ヘッド「Aesthetics Of Hate」
シャドウズ・フォール「Redemption」
スレイヤー「Final Six」
ここはひじょうに私の苦手な分野なので、予想はできません。あしからず。
●最優秀ロック・インストゥルメンタル
メタリカ「The Ecstasy Of Gold」
ラッシュ「Malignant Narcissism」
ジョー・サトリアーニ「Always With Me, Always With You」
ブルース・スプリングスティーン「Once Upon A Time In The West」
スティーヴ・ヴァイ「The Attitude Song」
ここも聴いたことのない曲ばかりになってしまったので省略。
●最優秀ロック・ソング
ドートリー「It's Not Over」
フー・ファイターズ「The Pretender」
ブルース・スプリングスティーン「Radio Nowhere」
ホワイト・ストライプス「Icky Thump」
ルシンダ・ウィリアムス「Come On」
ここもドートリーには取ってほしくないですねえ。
理想はホワイト・ストライプス。
ブルース・スプリングスティーンなら納得できる。
というわけで、曲の良さが光るこの曲で、
ブルース・スプリングスティーン「Radio Nowhere」
●最優秀ロック・アルバム
ドートリー『Daughtry』
ジョン・フォガティ『Revival』
フー・ファイターズ『Echoes, Silence, Patience & Grace』
ブルース・スプリングスティーン『Magic』
ウィルコ『Sky Blue Sky』
ジョン・フォガティの名前にはびっくりしてしまった。
CCRのリードヴォーカリストの彼が今だに元気でやっているとは。
ただ元気にアルバムは出しているとはいえ、それほど話題になったとは言えないのにどうしてノミネートまでされてしまったのでしょうか。
ここにもドートリーいますねえ。
ただ、アルバムのクオリティとしてはブルース・スプリングスティーンの今作は今までの彼のアルバムの中でもかなり上位にくるような素晴らしい内容なので、ぜひ彼にあげてほしい。
フー・ファイターズも分からない。意外に取ってしまう可能性もある。
というわけで、ここは久方ぶりの快心作なので、
ブルース・スプリングスティーン『Magic』
と、最後の方はなんだが自分の希望ばかりになってしまったような気がするけれど、まあいいでしょう。
こうやってみると、私の予想では今回ブルース・スプリングスティーンが3部門を取って大活躍。
彼の今回のアルバムに入っている歌はほんとうに「いい歌」が多く入っているので、私はこういう結果にした。
どうか本家本番の明日の授賞式でも、ほんとうに「いい歌」だと多くの人が思えるような歌が評価されるような結果になってほしい。
・第50回グラミー賞受賞式(WOWOW)

