乱聴
今日こんなものを聴いた。
再結成反対論者
レッド・ツェッペリン、声が出なくて曲をリアレンジ?

どうして再結成なんてするのだろうか。

どんなにビッグなグループでも、再結成して現役の頃よりも優れた作品を創ったバンドなんて一つもなかったと私は言い切りたい。

「再結成」という事実にファンはただ盛り上がっているだけで、再結成したグループにはもう現役当時のパワーや創作力など残っていないのだ。

レッドツェッペリンのロバート・プラントが、ツェッペリン活動時期に出していた声で今も歌えるわけなどない。
そんなこと分かりきっていることではないか。

ファンのためにもロックグループというのは再結成などしないことが懸命だ。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Planet Earth /プリンス
プラネット・アース プラネット・アース
プリンス (2007/07/25)
SMJ(SME)(M)
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曲目
1Planet Earth
2Guitar
3Somewhere Here On Earth
4The One U Wanna C
5Future Baby Mama
6Mr. Goodnight
7All The Midnights In The World
8Chelsea Rodgers
9Lion Of Judah
10 Resolution

ストレートなメッセージを表現しつつコンパクトにまとめた傑作

プリンスのアルバムというのはスティーヴィー・ワンダーのそれと同様にもうすでに新作が出るたびに、今度のアルバムは出来がいいとか悪いとかといった次元で話すべきものではない。
アルバムごとに今度はどういったアプローチで望んできたかという点を論ずるべきだろう。
プリンスの音楽性は通常のミュージシャンと比較して驚くほど幅が広いので、サウンドスタイルひとつとってもアルバムごとに曲ごとに、ファンク寄りになったり白人ロック寄りになったり、R&B寄りになったりジャズ寄りになったりする。
その上、曲のテーマも男女の性愛を扱ったきわどいものから人類愛をテーマにした荘大なものまであらゆる内容のものがある。

あまりに器用貧乏になってしまって、アルバム全体で聴くとパワーが分散されて薄まってしまう場合も多々ある。
このアルバムもプリンスは曲ごとに様々な音楽スタイルを見せながらあっという間に最後まで聴かせてしまい、アルバム2枚組にしてほしいくらいのボリュームを感じる。
しかし今回はあえてそれをせず、LPレコード時代並みのアルバム1枚45分というコンパクトなサイズにぎっしりと内容の濃い曲を収めたという感じがする。

#1 アルバムのテーマ曲を堂々と一曲目にもってくるあたり、この作品に対する気合いが伝わってくる。現在の地球環境の危うさに対するプリンスなりの意志を訴えたメッセージソングで、終盤にかけて炸裂するギターがすごい。

#2 ファーストシングル。プリンスの今までの歌の中に出てくる「ギター」というのは、ほとんどの場合が「男性器」の隠喩であったが、この曲の場合は、無理にそう考えるよりは単純に音楽の象徴としての楽器ギターと考えるのが自然だろう。プリンスの音楽に対する何ものにも替えがたい愛情を表現した曲。文字どおり全編にギターの音が心地よく響く最高のギターソング。

#3 プリンス流ジャズソング。近年ますます彼のジャジーな曲には味わいが出てきた。プリンスはフルートの音が好きなようで、よくフルートの音が出てくるが、この曲でもフルートの音色がトランペットと共に効果的。

#4 この曲はどちらかというと白人ロックに近い、からっとした明るさを持った曲。「サイン・オブ・ザ・タイムス」あたりのサウンドをさらに進化させたようなポップなナンバー。

#5 プリンスの開発したと言えるような、おなじみな雰囲気のスローファンク。ファルセットヴォイスと乾いた響きのリズムがセクシー。

#6 #5に続き、ややテンポが速まったスローファンク。「僕のことをミスター・グッドナイトと呼んで・・」

#7 明るいピアノの音色と軽快なメロディーがチャーミングな小曲。

#8 高速のファンクナンバー。ホーンの音、ギターの音、それにからみつくサックスの音、すべてが粋でしゃれてて、かっこいい。誰もがダンスせずにはいられない最高の曲。

#9 この曲も#4のようにあまり黒っぽい雰囲気のないプリンス独特の曲。

#10 ラストの曲は夜明けのような気持ち良さを感じさせる軽快なナンバーだが、歌っている歌詞の内容はじつにストレートな反戦メッセージ。Resolution=「解決」という題名のメッセージソングだ。


テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

Como Ama Una Mujer /ジェニファー・ロペス
ジェニファーの愛の11ヵ条~コモ・アーマ・ウナ・ムヘール ジェニファーの愛の11ヵ条~コモ・アーマ・ウナ・ムヘール
ジェニファー・ロペス (2007/03/28)
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
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熱いスパニッシュ・アルバム

曲目
1. Que Hiciste
2. Me Haces Falta
3. Como Ama Una Mujer
4. Te Voy A Querer
5. Por Que Te Marchas
6. Por Arriesgarnos
7. Tu
8. Amarte Es Tod
9. Apres?rate
10. Sola
11. Adios

すでにこの次の英語のアルバム「Brave」が大ヒット中のJ.Loことジェニファー・ロペスのオール・スペイン語アルバム。

女優として活躍していた彼女が歌手としてデビューした99年のアルバム「On The 6」は、英語アルバムとはいえ独特のラテンの香りがあって、そんなところに新鮮さを感じて好きだった私は、その後のスパニッシュな香りのしないアメリカナイズされたヒップホップなサウンドへと傾倒していったジェニファーにどんどん興味を失っていた。

新作の英語アルバム「Brave」も、ほとんど彼女のラテンの血が感じられないため、聴いてても私の琴線に触れてくることはなかった。
やはり自分にとってのジェニファーは情熱的なスパニッシュの女性の印象が強い。

このアルバムはアクが強いといえば強いのだが、すべての曲に熱いパッションがあって、色気があって、セクシーで妖しくて、せつなくて、素敵。

どの曲もメロディーがきれいでロマンティックでセンチメンタルで、遠い夢の国スペインを感じさせてくれる。

ジェニファーのヴォーカルは、スパニッシュにありがちなビブラートの多い「くどい」感じの歌い方(イグレシアス親子みたいな?)になっていないから、さっぱりとしていて聴きやすい。

#11のライヴでのおだやかで暖かな雰囲気は彼女の優しさを現していて、感動を誘う。


テーマ:女性アーティスト - ジャンル:音楽