乱聴
今日こんなものを聴いた。
X/カイリー・ミノーグ
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(2007/11/21)
カイリー・ミノーグ

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カイリー・ミノーグは私にとって勝手だがまるで愛娘のように思っているアーティストで、だから最近の大活躍ぶりが、うれしくて仕方がない。
また、心配していた乳ガンからも力強く復活を遂げ、再びツアーに復帰しているということで、ほっとしている。

カイリー・ミノーグ。オーストラリアで生まれた彼女は1980年代のストック・エイトキン&ウォーターマンを中心としたいわゆるユーロビートの大きな波の中から登場したポップアーティストだった。
当時は「ロコモーション」「ラッキー・ラブ」といった日本でも大ヒットを記録した曲と共に一気にスターダムに上り詰めた。

しかし、その後、ユーロビートブームも去り、彼女の名前はブームとともに消えてゆきつつあった。
ところが、2000年のアルバム「ライト・イヤーズ」あたりから再び息を吹き返すかのように復活してきて、次作「フィーバー」は世界的な大ヒットとなり完全復活を印象づけた。

21世紀のカイリーは80年代の頃のキュートなイメージから脱皮してセクシーでゴージャスな大人の女の魅力をまとって復活した。

私は「フィーバー」から彼女のアルバムを買い始めているが、最近のカイリーは80年代とはうって変わって強烈なセックスアピールとキュートで魅力的な歌声で聴くものを圧倒している感がある。

もともとマドンナなんかに比べてもずっと歌のうまい人だから、そのうまさに加えて大人の女の魅力が増して、さらにビッグなアーティストになった。

だが、彼女の歌というのは決して自分の歌のうまさをひけらかすようなことはせず、昔と相変わらず、質のいいダンスミュージックを創ることを優先させているというところが彼女の素晴らしいところだ。

軽薄と言われようと深みがないと言われようと、そんなことは関係なく、私は聴く人たちがいちばん楽しめるダンスミュージックを創り続けるのだ、という強い意志さえ最近のカイリーには感じられるのだ。

このアルバムも最近の彼女の作品と同様、踊れる曲が何曲もあって、あっという間に最後まで聴けてしまう上質なダンスミュージックアルバムになっている。

さらにサウンド的にも新しい作家を起用して、一曲ごとにより変化に富んだクリエイティブな魅力も増してきていて、彼女のステージ同様、一作ごとにゴージャスな音になってきている。

・カイリー・ミノーグのアルバム(HMV)
・カイリー・ミノーグのバイオグラフィー(HMV)

テーマ:女性アーティスト - ジャンル:音楽