![]() | イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロング (2007/05/16) マルーン5 商品詳細を見る |
スピード感が気持ちいいポップ・アルバム
このアルバム、じつは買おうか買うまいか、ずいぶん悩んだ。
4年半も前になるデビュー作はひじょうによく出来たポップアルバムで、評価がじわじわと高まってくるような売れ方でロングセラーとなり、最終的には全世界で1500万枚もの売り上げを記録する大ヒット作となった。
グラミー賞の新人賞も獲得し、一躍彼らはセレブの仲間入り。
このパターンで次のアルバムが一気に崩れるアーティストが今までずいぶんたくさんいたからだ。
今、思い浮かんだだけでも、ファイン・ヤング・カニバルズとかシーナ・イーストンとかアイリーン・キャラとかローラ・ブラニガンとか、まあ少し古い話だ。
だから私は、この2作めはとても不安だった。
そして発表された、このセカンドアルバム。
聴いてみて、これは買ってよかったと思っている。
今度のも、じつによく出来た、かっちりと創り上げたという感じの作品になっていた。
彼らはインタビューの中で、デビューアルバム後にツアーを続けていく中でもっとステージで盛り上がるようなスピーディーな曲が必要であることを実感したのだという。
その言葉通り、最初の4曲目くらいまではもう、すごいスピード感とギター、リズムの切れ味が最高で文句無しに気持ちいい。
5曲目くらいからは硬軟織りまぜた展開にはなっているが、やはり彼らの場合、バラードよりもスピーディーな曲の方が映える。
完全にポリスみたいな曲が2曲くらいあったり、プリンスそっくりの音もあったりして、私のような80年代をリアルタイムで聴いてきたような人間が聴くと、これはもうハマる音だ。
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