
先日、チャリティーライヴで一時的に「HAS」というグループ名で再結成したYMOを特集した番組。
YMOは自分にとって、日本のアーティストの中でもかなり思い入れのあるグループだ。
ちょうど、自分が洋楽を聴き始めた高校生の頃に出てきたグループで、当時のFM雑誌の表紙にYMOの3人が初めて載っていたのをよく憶えている。
赤い人民服を着た3人の写真を初めて見た時の私の印象は、何なの!?この3人は?といった感じで、すごく嫌な気分になったのを憶えている。
どうして日本人がこんな格好しているんだ。みっともない!といった感じで、やめてほしいなあ、なんて思ったものだった。
しかし、音を聴いてみると、けっこう面白くて、だんだんとはまっていった。
その当時、1978年頃というのは、本格的なテレビゲームの先駆けともいえる、喫茶店のインベーダーゲームがブームになっていた時代だ。
そのインベーダーゲーム、コンピューターゲームのあの乾いたピコピコとした音が、YMOの音楽に取り入れられていた。
それが、とても耳に楽しくて、快感で、新鮮でしたね。
その当時、YMOの音は「脳みそマッサージ」とか「前頭葉マッサージ」などと呼ばれていた。
2枚目のアルバム「ソリッドステイトサバイバー」あたりからレコード(LPです)がものすごい勢いで売れ始め、テクノカットという彼らのヘアスタイルをする若者や会社員も増え始めた。
私の行っていた会社にもテクノカットの人、いました。
YMOは当初、イギリスで人気に火が点いたが、次第に日本でも認知度が高まるにつれて人気が出てきて、テレビCMにも登場するようになった。
当時、出ていたCMのカセットテーブ(フジカセット)メーカーが日本武道館コンサートのチケットプレゼントを募集した。
すでに4枚くらいアルバムを出していた頃で、私はその時点でかなりのYMOフリークになっていたので、そのプレゼントに応募したのだが、それが見事、当選してしまった。
1枚出しただけだったので、一人で武道館へ行き、彼らのコンサートを観てきた。
思った以上にもの凄い大音量のコンサートで、それから数日、耳鳴りが直らなかったのを憶えている。
あれからもう30年近くもたってしまった。
今、またああやって、あの3人が集まってコンサートをするなんて、何か信じられないような感じもするが、ああいう光景を見ると、あらためて音楽で結ばれた仲間って、いいもんだなあ、なんて思うのだ。
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