乱聴
今日こんなものを聴いた。
オノ・ヨーコ(「僕らの音楽」フジテレビ)
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昨日の「僕らの音楽」にオノ・ヨーコが出ていた。

オノ・ヨーコのことは私はちっとも好きではなくて、よく世間で言われる「ビートルズを解散させた女」などという言われ方にも、積極的に否定する気持ちが起こるほど彼女に好意を持っていない。

しかし、なぜかいつも気になっていて、この人がテレビに出るというと必ず観てしまう。
それは、ジョン・レノンの妻だった人が今、何を考えていて何をしゃべるかという事に興味があるということも第一にあるが、それよりも、このオノ・ヨーコのしゃべる内容にいつも強く惹き付けられるものがあるからだ。

とにかく、この人のしゃべる事というのはいつも理路整然としているし、何を聞かれても、すぐにぱっと的確な答えが返ってくる。
頭の回転が速く、自分の考えというものがはっきりと明確になっているので、他人の発言や考えによって、自分の考えが揺れるようなことがまったく無いのだ。

そういったヨーコの受け答えの見事さが、私にとっては観ていて最近は一種のカタルシスに近いものになってきていて、このオノ・ヨーコの「強さ」というか「ふてぶてしさ」みたいなものが、観ていてすごく面白く感じている。

この日の対談相手のラヴ・サイケデリコの二人は、ヨーコを尊敬している人たちなので、インタビュー自体は非常に好意的なものとなっていて、ヨーコにとってはいちばん楽な受け答えのできるものであったに違いない。
そのためか、対談とはいえ、ほとんどヨーコが一人でしゃべり倒していた。
とにかくたくさんしゃべって、自分の考えをはっきりと言い切る。
こういうオノ・ヨーコのような強い人間に私もなりたいものだと思った。

このインタビューで面白かったのは、ヨーコが「あなたたちみたいな若い人たちの方がすぐに話が合うのよ。私と同じくらいの年代の人たちと話すと、なかなか話が通じないのよね。」と言っていた部分。

これは、ヨーコが今までどれだけ長い間、無理解な頭の固い大人たちと議論し苦闘し戦ってきたかということの本音がちらっと出た瞬間であった。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽