
昨日テレビで「女子フィギュア」を観ていたら、カナダの選手が、ジミ・ヘンドリックスの「リトル・ウィング」をバックに演技していたので、ちょっと興味を引かれた。
女子フィギュアで(エキシビションではなく)BGMにジミヘンの曲を使っているのを観たのは私はおそらく初めてだったと思う。
「女子フィギュア」と「ジミヘン」というおよそ似つかわない組み合せにもかかわらず、その演技はなかなかの美しさだった。
スーパーモデル並みの美しさに加えて、しなやかで美しい動き、それにジミヘンの渋いブルースが不思議にシンクロして、セクシーでエレガントな独特な雰囲気を漂わせていた。
結局、この選手はショートを終わって3位だったが、スケートの審判員も安藤美姫なんて2位にしてないで、こういう選曲をする選手をもっと上にすればいいのに。
なぁんて、これは、いちロックファンの希望です。
まあ安藤美姫ちゃんも今回失敗しなかったから、まあいいか。
しかし、この「リトル・ウィング」という曲は、じつに不思議な曲だ。
ジミヘンとしては、かなりおとなしい感じの曲なのに、この曲のカバーヴァージョンというのは異常に多くて、数多くのアーティストがこの曲を演奏している。
個性がそんなに強くないようでいて、すごくいいメロディーがあって、ブルースのフィーリングもあって、そこはかとなく淋しくて、こういうどうにでも取れるような懐の深いところがカバーヴァージョンの多い理由なのかもしれない。
「飛べよ、小さな翼…」
ジミヘンはこの歌詞にどんな想いを乗せたのだろう…。
・「リトル・ウィング」他収録CD→エクスペリエンス・ヘンドリックス~ベスト / ジミ・ヘンドリックス


