乱聴
今日こんなものを聴いた。
なかなかロックな部屋になってきた
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今年の3月に突如、日本で創刊になった雑誌「Rolling Stone」日本版がなかなか面白い。

音楽関係の記事や、ロックを感じさせるアイテムを紹介したページなどが楽しい。
こういうファッショナブルな音楽雑誌って今まで日本には無かった気がする。

また、この雑誌、表紙がかっこいいですよね。
あの独特のロゴといい、毎号登場するスーパースターの写真といい、キマッてます。

そして、毎号付いてくるポスター、これがさらにかっこいい。
アメリカのRolling Stone誌の過去の表紙の中から、話題になった表紙がポスターになっているのだ。

これはなかなか貴重なものですよ!
ロック好きにはたまらないものだと思います。

創刊号はジョン&ヨーコ、第2号は若い頃のミック&キース、第3号はジミヘン、と伝説のアーティスト達が続いた後、昨日発売された7月号はな、な、なんと時代が急に現代に飛んで、ビヨンセさま〜!!
ビヨンセは早くも伝説のアーティストの仲間入りをしてしまったのでしょうか、スゴイですねぇ。

そんなわけで、私の部屋の壁はRolling Stoneのポスターがどんどん増えてきて、なかなかにロックな部屋になってきました。
うん、いいことだ。明日はロック検定だし。

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

「B'DAY」ビヨンセ
B'Day(ステッカー4種類ランダム封入初回盤 ) B'Day(ステッカー4種類ランダム封入初回盤 )
ビヨンセ、ジェイ・Z 他 (2006/09/04)
ソニーミュージックエンタテインメント
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曲目
1デ・ジャ・ヴ feat. Jay Z
2ゲット・ミー・バディード
3シュガ・ママ
4アップグレイド・ユー
5リング・ジ・アラーム
6キティ・キャット
7フリーカム・ドレス
8グリーン・ライト
9イレプレイスブル
10 リゼントメント
11 クレオール (Japan Bonus Track)
12 チェック・オン・イット (Int'l Bonus Track)
13 アンコール・フォー・ザ・ファンズ (Hidden Track)
14 リッスン (Hidden Track)
15 ゲット・ミー・バディード (Extended Mix) (Hidden Track)

パワー全開フルスロットルのヴォーカルアルバム

このアルバムもじつのところ初めは買わないつもりでいた。
というのは、先行シングルの#1がどうもあまりいい曲とは思えなかったからだ。

私はこのブログで時々書いているのだが、歌というものは歌手があんまり頑張って歌っている歌にいい歌はないと思っている。
その点で、この#1のビヨンセはやけにがんばって歌ってしまっている感じがして、どうも好きになれなかったのだ。

しかし、このあいだ「ミュージックフェア」に来日中のビヨンセが出演して歌っているのを観て、やっぱりこの人のヴォーカルはスゴイものだと思ってしまった。
そして、このヴォーカルで歌われた曲がもっとたくさん聴きたいと思えてきて、結局はこのアルバムを買うことになった。

アルバムを通して聴いてみると、それはそれはもうとてつもなく素晴らしいヴォーカル・アルバムで、ここには抑えたヴォーカル表現のようなものはほとんど存在しないといった感じの、全編ビヨンセのパワー全開フルスロットルのヴォーカルアルバムになっている。

音の感触としては、ソロ第一弾の前作「デンジャラスリィ・イン・ラヴ」に比べると本作は意外にも伝統的な黒人音楽の要素が強く感じられるのが特長だ。
前作の都会的で洗練されたヒップホップの音の雰囲気とはやや違って、本作はもっと土着的な音色を持った曲が多い。
例えば象徴的な曲は#3で、ギターの音とリズムはまるでアレサ・フランクリンの曲のよう。
先行シングルの#1にしても、ベースのメロディラインとリズムの粋な音使いは一種懐かしい感じさえするソウルミュージックの音。
最後の曲の#10も、そのホーンの使い方といいバック・ヴォーカルといい、まるでグラディス・ナイトが活躍していた頃のような、こてこての典型的な熱いソウル・バラードが歌われている。

全体的にアレンジがごてごてしていなくて、ラップも少なめでシンプルな曲が多い。
ビヨンセの最大の魅力であるヴォーカルがよく引き立つように作られたアルバムという感じがする。

まるでビートだけで出来ているような曲の#2や#4のヴォーカルなどを聴くと、もうほんとうにスゴいとしかいいようがない。
この人でなければ成り立たない曲だ。

(ボーナストラックを除けば)ソフトな曲は#6と#9くらいのもので、ほかはとにかくパワー、パワーで押しまくった感じの攻撃的なアルバムになっていたのに私は少し驚いた。
アルバム・ジャケットも前作のようなファッショナブルな雰囲気はなく、もっと攻撃的で黒人らしいものになっている。

私はここで、黒人いやアフロアメリカンの伝統の素晴らしさを前面に押し出したようなこういう作品をビヨンセが創ってくるとは少し意外だった。

このアルバムは、つねにファッショナブルな面ばかりが取り上げられることの多かった最近のビヨンセが、「ミュージシャン、アーティストとしての自分」を世の中に強力に知らしめるべく創ったアルバムという感じがする。
彼女の本業、歌に懸ける情熱を世に知らしめたのだ。

このアルバムは前作よりも、通(つう)好み、玄人(くろうと)好み、耳の肥えた人好みのアルバムだ。

ビヨンセのファッショナブルな面だけでファンになった人には、やや渋すぎるとさえ感じるアルバムだと思うのだ。


テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽