![]() | Souvenir〜Live 竹内まりや (2000/11/22) ワーナーミュージック・ジャパン この商品の詳細を見る |
曲目
1アンフィシアターの夜
2家に帰ろう
3Forever Friends
4マンハッタン・キス
5五線紙
6元気を出して
7カムフラージュ
8プラスティック・ラブ
9駅
10 リンダ
11 不思議なピーチパイ
12 セプテンバー
13 J-Boy
14 Let It Be Me
15 Closing〜純愛ラプソディ(Instrumental)
伝わってくる緊張感と臨場感
18年ぶりのライヴということもあって、竹内まりやの緊張感がこちらまで伝わってくるようなリアルな音のライヴ盤だ。
CDでの山下達郎氏による緻密な音とは違い、ライヴではその瞬間瞬間に音が生まれ、ハーモニーが生まれてくるというスリルがある。
18年ぶりという緊張感の中で、ひとつひとつ慎重に正確に歌おうとする竹内まりやと、CDのクォリティに近い完璧な演奏を目指すバックの演奏。
CDにはない微妙な音のずれや、ヴォーカルのちょっとしたアドリブがライヴならではの面白さだ。
別人かと思わせるほど低い声の#1や、CDよりも情感豊かに歌う#9など、完璧に演奏することももちろん目指しながらも、意外性や勢いもあって、ライヴの雰囲気がよく伝わってくるアルバムだ。
アンコールでアイドル時代の歌を歌う竹内まりやは、使い捨てにされるアイドルから見事にアーティストとして復活し、そして勝利した唯一無二の存在ということを、あらためて私達に感じさせてくれる。


竹内まりやがお気に入りの1960年代のポピュラーソングを歌った企画ものの1枚。
曲によって、原曲のままの言語で歌ったり、日本語に訳した歌詞で歌ったりしているところが面白い。
原曲はアメリカ、イギリス、イタリア、フランスの曲で、曲によっては原曲のままの言語で歌うにはやや苦しいといった感のあるものもあったが、どの曲も原曲の雰囲気を壊さない、いやそれ以上とも思えるものもあるほど完成度の高いポップスであることに驚く。
これは夫である山下達郎の見事なプロデュースぶりにあることは言うまでもない。
60年代ポップスは、ほんとうにメロディーがきれいで楽しくて、何よりも夢があるところが私は好きだ。
そんな、この時代の音楽のよさを若い世代に紹介する意味でも、このアルバムは、いい企画だったと思う。
また、竹内まりやの音楽的なルーツを知ることができるのも、このアルバムの興味深いところだ。
テーマ:本日のCD・レコード - ジャンル:音楽

竹内まりやの名前は、私くらいの年代なら「不思議なピーチパイ」などを歌ってテレビに頻繁に出ていたアイドル歌手の時代のことを大抵は知っているものだ。
しかしその後、テレビでまったく彼女の姿を見ることも無くなり、いっときはもう芸能界から引退してしまったものと思われていた。
事実、1982年の山下達郎との結婚の頃まではほとんど引退状態だったようだ。
ところが、その後、少しずつ作曲の才能が開花。
夫の山下達郎の強力なバックアップのもと、1984年に全曲竹内まりや作詞作曲とヴォーカルというフルアルバム「Variety」を発表し、復活してきた。
そのあたりの経過は彼女のベストアルバム「Impressions」のライナーノーツの山下達郎の文章に詳しく載っている。
そして、この結婚後の竹内まりやはアイドル時代とはまったく違う次元のアーティストになった。
私は竹内まりやという人は、前述した通り、名前はよく知っていたし、最近よく彼女の歌を耳にするなあ、くらいには思っていたが特に好きでもなかったし、聴く気もそんなに起こらないでいたのだが、「Impressions」というアルバムがとにかく凄い勢いで売れているということを知り、さっそくレンタルで聴いてみた。
すると、それはもうほんとうによく出来たポップアルバムだった。
山下達郎の巧みなアレンジの力も大きいが、こういう歌というのは初めての感覚で、つまり「中年女性」が主人公になった歌というのが、すごく新鮮だった。
詞の内容はけっこう暗かったりするのだが、メロディやアレンジがほんとうに素晴らしくて、耳に心地いい。
典型的なポピュラーミュージックという感じだ。
この「ボナペティ」はその「Impressions」後初のオリジナルアルバム。
今度も、詞の内容はけっこうエグイものもあるが、どの曲もかっちりとした山下達郎印のポップスで、竹内まりやのヴォーカルも相変わらず冴えている。
このスタイルはもはや確立した「竹内まりやスタイル」で、誰にも真似のできない唯一無比のものになった。
参考:
http://www.hmv.co.jp/news/newsdetail.asp?newsnum=310190009



