乱聴
今日こんなものを聴いた。
「ザ・フェイセズ&ロッド・スチュワート」(NHK-BS2 10月14日OA)



ソリッドなロック・サウンド

いやぁ、この映像はよかったですねぇ。
私はフェイセズの名前こそは知っていたけれど、活動している頃はまだ洋楽を聴き始めていなかったのでまったく記憶にないバンド。
ロッド・スチュワートとロン・ウッドが同じような髪型をして並んだ写真くらいしか見たことがなかったから、この動く映像というのは生まれて初めて観ました。

ロッドはソロになってからは、フェイセズの頃の方がよかった、といつも言われ続けていて、ソロになってからのロッドはやれ太った、だの、軟弱になった、だの散々な言われ方をされてきた。
私はソロのロッドしか知らなかったし、ソロになってからのファンだったから、いつまでも古くさいロック・ファンにそんな言われ方をする彼が可哀相にさえ思っていた。

しかし、このフェイセズの映像を観て、正直これはやっぱりフェイセズというのはかっこよかったんだなあ、と思った。
そしてフェイセズのリードシンガーとしてのロッドはかっこよかった。

これはロン・ウッドのかっこよさが関係していると思った。
あのくらいかっこいいギタリストもなかなかいない。
ロン・ウッドとロッドのなんとも言えない自由な動きが、かっこいい。

ミック・ジャガーがロン・ウッドをストーンズに引っ張ったのはそれが理由だろう。
もちろんロンのギタープレイにも惚れただろうが、絵的に自分をキース・リチャーズとロン・ウッドがはさんでギターをかき鳴らす、といった絵にミックは魅力を感じたに違いない。

ロッドはロン・ウッドをミック・ジャガーにとられたのは大きかった。
フェイセズを解散してソロになったロッドは、ロンを得たローリング・ストーンズと比較すると、ロック好きからずいぶんと嫌われる存在となってしまった。

そんな話はいいとして、このフェイセズのライブ素晴らしかった。
音がすごくソリッドで、スピード感があって、無駄な音が無くて、本物のロック・サウンドという感じだ。
この乾いた音の感触に比べると、この番組の後半に放送されたロッドのソロコンサートの音は、無駄な音が多く、もって回ったような印象をやっぱり受けてしまう。

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽